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#385【未来時間創造】景品システム【45】

・手を挙げて答えた

・お行儀よく座っている

・クラス内ルールを守っている

・出席した

などなど

その全てが評価されて、かつ記録されて

ある段階に到達すると

景品を生徒に渡すシステムを

私の所属するスクールでは

採用されている。

子どもたち、

特に意欲満々の生徒は

ものすごく積極的に手を挙げてきます。

その姿は

微笑ましいのですが

手を挙げた全ての生徒を

当ててあげることは不可能で

当ててもらえず答えることができなかった生徒の態度が

苦笑いをするような状態になっていくことが

多々あります。

手を挙げているのに当ててもらえないことで泣く子ども。

手を挙げているのに当ててもらえず教室を出ていく子。

他の理由で教室を出ていく子もいますが、

答えさせてもらえない→自分は評価されない→自分の立ち位置が進まない→景品がもらえない

他のクラスメートが答えた→その子が評価されている→その子の立ち位置が景品へ近づく

という一連の流れが

ある一部の子どもにとっては

逆に精神的に不安定で

競争の激しい勉強環境を作っているのではないかなと

思われて仕方ないここ数日。

だからといって今の景品システムも

長い期間をかけて考え抜かれたものだろうし

意義を唱えるつもりもなく‥

ただ「おかしいのでは?」

「学ぶ喜びはご褒美から得るものだったかな?」

といった心の声が流れ続けています。

そのおかしさは、大きく捉えていくと

現代の社会の構造にも当てはまるような…

競争させられ何かを求めて頑張る人間。

続きはまた明日考えたい。

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この記事を書いた人

始めは、英語、営業、カウンセリングの
スキルを使い仕事に従事しました
「転職記録」を書いていました。

海鈴と申します。

その後
「『心の声を聴く』とは
何をどのするのですか?」と
ご質問を頂くことが続いたことをきっかけに
主に「その日の心の声」と「行動」を
日記として書いています。

最近は、今ある「時間」が
どこの時点の過去から
どのように
「変化してきたのか」を
後から自分で「分析」する時にも
こちらのブログを活用しています。

有益な情報は多くないかもしれませんが
どなたかのお役に立てれば幸いです。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

マリンベル

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