今日の全クラスの生徒で行うアクティビティーは
椅子取りゲームの要領で椅子を並べて
円の中心を向いて座り
英語を使ったゲームをする
タイプだった
ゲームが始まると大人しく自分が発話するのを待てる子供もいるし
反対に、自分の順番を待つのに暇を持て余す子供もいる
その順番待ちに飽きてしまって、椅子に腰掛けながらヒーローごっこをする男の子たちを
ゲームに集中してもらうため
彼らの椅子の後ろに行き仲裁をした
するとその二人の男の子たちが
椅子に座ったままで
後ろを振り向いて、冗談半分で私のお腹をパンチパンチ!してきた
椅子に腰掛けた彼らの腕の位置が、直立している私のお腹の位置にピッタリあてはまる
まあまあ痛いので
お腹を抑えて
「そんなことしないで!痛いから!私な、ヒーローごっこはより平和が好き!」と
英語で伝えた
完璧に英語が伝わっているのかは不明だけれど
彼らの叩き合う手を優しく押さえているので
なんとなーく理解は志手くれていた
ほんの少し後に
ゲームの最中なのに
ヒーローごっこをする男の子たちの向かい側に座っていた女の子たち3人が、珍しく
小さな声で私の名前を呼び
私を手招きしているのを発見した
だから、私はその子たちの椅子の後ろへ行って、しゃがみこみ
「何かあったの?」
と日本語で聞いた
すると
「ティーチャー、お腹に赤ちゃんいるの?」
と日本語で聞いてきた
しかも、手で口を抑えながら、恥ずかしそうに、でも、満面の笑みを浮かべていた
それはまるで、井戸端会議を楽しんでいそうな大人の女性の雰囲気をかもちだしていた
びっくりしてしまった
だって彼女たちはまだ小学一年生と二年生の
背の低い小さな子供だからだ
多分、どのように男の子たちに注意したかは聞こえなかったけれど
私がお腹を押さえていたのを遠目で見て
「妊娠しているから、お腹をたたかないで!」と
言っていると想像したのだろう
想像力がすごいし
コミニケーション能力も高い
子供だと思っていたけれど
もう立派な女性です
それに、驚いていると
拍車をかけるように
違う女の子が
「ティーチャー!うち、彼氏おんねん!一年生のときから」と
言ってきた
その子は小学四年生
絶句(°▽°)
「英語を話そうと思えるだけあって
ここのガールズ達ってタクマシイ」
という心の声を聞いた