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#12【自営業】立ち上げは簡単!人生第3幕キャリア⑥【後が大変】

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仕事を選べる立場にないのに「なんて私は馬鹿なんだ」と思って自分がすごく嫌になった

税理士さん:「決算期はいつにしますか?」
私:「え?何月が良いんですか?」
税理士さん:「こちらで決めていいんですか?」
私:「え?私が決めるんですか?」

私は会社の登記の方法は何も知らなかった
自分で定款を作成して法務局へ自分で行った
経理系の仕事をやっておけばよかったと後悔した
自分は営業ができているつもりになっていたと自覚した

今までは、あの企業様たちの看板が自分の後ろにあったから、私の名刺に会社の名前が掲載されていたから、営業がスムーズにできていたんだと気付いた。私はばかだ。会社が商品開発から価格設定から流通からカタログ作成からクレーム対応からお給料の計算から、ここには書ききれない私が知り尽くしていないことを含め、何から何まで完璧なシステムを整えて下さっていたことに、気付いていなかった。私は自分がばかだったと反省した。自分で仕事をとる難しさを知った

最大の間違いは、会社の軸が定まっていなかったこと。夢と事業がごちゃ混ぜになっていた。もしかしたら、28歳の時に夢ではなくなったエステサロンの運営だけを一つの軸に絞っていた方が良かったのかもしれない。「6000万円あれば化粧品ブランドを立ち上げられるよ。自分の会社でやってみたら?」と言ってもらったことがあった。考えてみた。昔、2000万円を集めて、とある会社の未公開株を、私の名義でみんなの分をまとめて買ったことがあった。だからその化粧品を作る話も金額的にも可能そうだしパッケージのデザインなんかも楽しそうかなと思えた。だけど、美容業界に戻ろうという心の声は聴こえてこなかった。別の日に、「ある会社の社長を紹介してあげるから、ビジネスマナーを教える講師になってみたらどうかな?」と言ってもらった。その後、社長室まで出向き、研修をさせて頂く方向で話は前に進んでいった。でも私は「私が講師なんてとんでもない。人前で話すなんてできない」と思っていた。自信の欠落からか、そのお仕事は残念ながら流れてしまった。仕事を選べる立場にないのに「なんて私は馬鹿なんだ」と思って自分がすごく嫌になった

講師のお仕事をご紹介いただいた時、どんな内容だったら、ビジネスマナーを学ぶことが楽しくなるのだろうと考えて、一から教材作りを始めた。私は押し付けられるタイプの授業やスタイルが好きではなかったので、自分たちで色々気付けるような教材を作っていた。準備に時間がかかるのは当たり前だけれども、私は相当な時間をその教材作成に費やしていた。しかし、どうしてもどうしても、自分が人前で何かを教えるという姿が思い描けない。私は教師になりたいと思ったことは一度もなかったし、先生が主人公になった本やドラマを読んだり見たりしたことがなかった。先生になるために主人公が成長していくようなジャンルの映画もみたことがなかった。だから、未来時間の創造をするための疑似体験をしていなかった。たとえ講師の仕事を引き受ける自信がなくても、疑似体験があったのならまだ理想像を描くことができて未知の仕事に挑戦できたかもしれない。BIGな会社のBIGなお仕事をお引き受けできたかもしれなかったのにと過去を振り返る。この体験が、疑似体験をしておくことは、自分の心の声を前向きにしてくれる一つの要素であることを学んだ

疑似体験といえば、日本や世界で、超がつくほど成功されている方は、イメージトレーニングに励むという話を読んだり聞いたりしたことがある。皆さんはイメージトレーニングをされたりしますか?そのイメージトレーニングは、頭の中で自分がうまくヒットを飛ばしている姿とか、プレゼントをカッコよくこなして拍手喝采されている姿を自分の頭の中で創造することらしい。イメトレは、自分のうまくいった姿を疑似体験することと同じだと今ならわかる。そして、「色んな人の本を読みなさい」と周りの大人たちが私に言ってきて下さったことは、「物語に出てくる色々な登場人物の疑似体験すること」なんだと気付き、「本を読みなさい」という言葉の意味を理解した

自営業をしていても
私はいつも私の心の声を聴いた
すると、ここでもまた不思議なことが起こり、自分が予想もしていなった未来へと繋がってゆく

絶対という言葉を使うことに躊躇いがあるけれどそれでも私は使って書きたいことがある。それは
「絶対に、未来時間は私たちがやってくるのを両手を広げて待ってくれている」ということ。未来時間は毎時間、毎秒の自分の行動で変わっていく。例えば、今日、どこで誰とご飯を食べるのか、一人で教室や休憩室で食べるのか、お弁当を作るのかコンビニで買うのか、そんな小さな選択でも変わる。あなたの今が面白くなくても、なんで生きてるのかわからなくても、将来が不安でも、それでいい。先は長いんだから、ゆっくり自分の声を聴いていい

私が実体験したことなんだから、絶対に正しいと自信を持って言えるし書けます。そんな自分で正解だと思える道筋を自分で創造していく時間は世界中のみんなに平等に与えらている

今日、21歳の女の子が、目を輝かせて言っていた。「私も英語を話したいんです」「この前、英語の発音とっても綺麗でした!かっこよかったです!私も英語を話たい」

それを聞いて私はとても嬉しくなった

私の心の声は「絶対話せるよ!まだ二人とも21歳だよ。これから相当楽しい未来があなたたち二人を待ってくれているんだからね」と言っていた。その私の心の声を、お二人に伝えたかったけれど休み時間が終わってしまった

「なんで英語を話したいの?」って
次に会ったら聴いてみようと想う

私たちは心の声を聴くプロフェッショナル。私たちは、自分の心の声を聴いて、自分だけの未来時間を作るプロフェッショナルです。さあ、自分の心の声をもっと聴こう!Best Wishes,

読んでいただきありがとうございました。#13では、一度流れてしまった講師になる話が、ある行動をしたことで舞い込んできたお話を書きます。Love all!

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この記事を書いた人

英語、営業、カウンセリングのスキルを使って、その時その時の色んな場所で、色んな方とお仕事をさせて頂いています。妹山 海鈴(Seyama Misuzu)ことマリンベルです。

今は人生第4幕が開けたところです。
去年2023年10月に神奈川から奈良に戻り
実家の近くで一人暮らしをしています。

書いておこうおと感じることを
全て書き終えたら
こちらのブログは終了する予定です。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
マリンベル

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