非通知設定の電話がなった15時6分前
私は約束の時間に近づいていたので携帯を左手に持ってパソコンの前で待っていた
そういう私の性格をご存の方との約束だったので、
普段は非通知は応答しないけれどお相手の察しもつき
電話に出てみた
予想通り
「今日15時、会議後に電話」と約束してあった方からだった
20年以上変わらず、約束やアポの時間を必ず守る信用のおける方
私が若かりしころ「予定を変えるのは仕事のできない人のすること。仕事のできない人の言い訳集があるから目を通しておくといいよ」と教えて下さったのも、この方だったと記憶している
公衆電話の事情を聞くと、昨日スマホを紛失したとのことだった
「昔の携帯がなければ今日終わってました」と
人との約束を守ろうとしていた心境を冒頭でお話しくださった
私との電話は大した用事でもないのにもかかわらず、小さなことを大切に、基本を大事にされる方なんだと再認識する。とはいえ、自分もそうするし、両親もそうしている。「小さな約束も大きな約束も同じで約束は守る!」と幼少期から祖父母や両親から家庭で学んできたことだ
「信用を失うのは一瞬で
信用を築くのはものすごく大変」だと
その方が言っておられたのを思い出した
自営業を30年以上続けておられる方たちの信用力の裏にあるものを、この年齢になっても垣間見せてもらえるありがたさ
だから、恥ずかしいお話だけれど、最近ビジネスアポを変更されたお話を軽くしてみた
その方の見解は私と同じで
先約ファーストだった
「先約を断るとき、それをするときは、そのお相手から二度どご縁をもらえない覚悟が必要ですね」とおっしゃり、続けて
「でも、そういう人とお付き合いしてたのは誰ですか?私でしょ?」と厳しい一言を下さった
「そうか。相手は私の鏡。私が悪いと、今回も思わなければならなかった」と反省
もちろん、子供が熱、親の急病、そういったものでなら急な変更も対応するけれど、利益を天秤にかけたビジネスアポの変更は…
「ないでしょそれ?」と
心の声が言ってくる
「自分に起こることの全ては自分の責任」と昔に学んだものの
「我が我が我が!我の仕事が一番。我がの利益が最優先。我がよければそれでいい。我がの時間のために、あなたの時間は平気で変更する」
私はそんな人からは全速力で逃げたい
だって、怖いです。そんなの
「あなたとの約束をしたから、後からその日のその時間に入れられたアポを私は断っているんです!」と言っておけばよかった。が、いい人ぶって「ニコニコ、仕方ないですねーー」と返してしまった。反省
飛躍しすぎだと思うけれど、「戦国時代なら、あなたは寝返るタイプの人ですよね?」とアポを変更した人に向かって言いたくなる。その方が私に忠誠を尽くす必要なんてないのだけれど…
戦国時代なら、信用していた味方サイドに寝返られたら、こちらは一族消滅!城破壊!?Σ੧(❛□❛✿)ですよ?
だから口約束は命と同じですよね?とか想う私は、性格がひん曲がっているのかもしれない。時代遅れなのかもしれない。柔軟性に欠けるのかもしれない。もっと歳を重ねれば笑って許せるのかもしれない。。。。いや。。。
口約束は口約束
「私も、口約束も約束も契約も、守れないならしてはいけない」と
心の声が言ってくる
明日は我が身で自分も気をつけたい
この件を忘れないためにも書いておきたい今日のブログ
全てのことに学びあり
だから全ての出会いとご縁に感謝