子供たちとは、英語で話すのが
職場の基本ルールだ
けれど必要なら
バイリンガルティーチャーは日本語の使用が許可されている
それでも私たちは極力、学力を伸ばすために英語で子供と話したいと想っている
しかし、今日の「英語で工作アクティビティー」の時間に日本語を使ってしまった
理由は女の子たち5人だけのテーブルに
ボンドを二つおいた瞬間
すかさず奪い合いが始まったからだ
思わず日本語で
「ちょっとまって!先生、それ、全然、理解できません!」と言って
二つのボンドを優しく取り上げてしまった
理解不能な子供たちの行動
引き続き、伝えたいことがあるから日本語で
「なんで奪いあうの?みんなで仲良く使えば良いですよね?もし、誰かが使おうとしてたら、お先にどうぞと言って、お友達に先に使ってもらったら良いですよね?そんなことだから戦争もしちゃうんだよ」
と、通じること通じないことがあると考えながら
お話した
そして、改めてボンドを置いた
すかさず5人とも
「私のボンド!」叫びながら
腕を伸ばした
私のお話は何一つ通じていなかったようだ
それを他の先生が見ておられて
「ノリもあるから!はい!」といって
三つのスティックノリを机に置きに来て下さった
一人一人が工作のできる自分専用の文房具を手に入れられることになったのにも関わらず
女の子たちはボンドをキープしたいらしく
結局は二つのボンド奪い合った
学びが多い日々
「小学1、2年生の彼女たちに何を
どのように伝えれば良いのだろか?」
という心の声を聴いた
こちらを書いている帰りの電車内でも聴いている
その奪い合いは
全てのテーブルで
勃発していた(°▽°)