「イッツ ノット フェアー!」
それ公平じゃないじゃん!
私:「リーナ!こっちにきて座って」
リーナは私を不思議そうに見つめながら
私が腰掛けていた一人掛け用ソファーの
向かい側にある三人掛け用ソファーに
ドッサと座った
リーナの靴を履いたまんまの足が
ソファー前のコーヒーテーブルの上にドンッと投げ出された
私の心の声:何よ、それ、その威圧感。怖いんですけど。。。
私の発生した声:「ブラブラブラブラブブラブ」
リーナ:「無言」
私の心の声:なんか伝わってなさそうだけど、それよりも何よりも、その下ばきの靴がなんで机の上に乗せられているわけ?外を歩いてきた靴でしょ!清潔第一がいいのに。まぁ、私の家じゃないし…でも、その机の上で私たちご飯たべるんですけどね!!!
私は、リーナのウンともスンとも言う声が聞こえてこないので
両手に持って読み上げていた
「お味噌汁禁止抗議文」の
A4用紙を、顔の前から少し左側へずらして
カーテンをそっとめくって窓の外を覗くように
リーナを紙ごしにチラッと見た
リーナは腕を組んでいる
リーナの顔は
「何をダラダラつぶやいているの?」
といわんばかりの
眉間にシワがいったお顔
私の心の声:あーーー
リーナの美しいお顔が
怖い
リーナ: 無言でこちらをみつめて腕組み中
私の心の声 : その腕組みせめて外してぇぇぇ
リーナ:「私この後ホテルでバイト」
私の心の声:だめだ。用意したこの紙の英語じゃ伝わってない。だめだ だめだ
私は手に持っていた紙を
リーナの足が乗っかっている机の上に
そろっと置いた
そして、昨日の夕方、私たちの共同キッチンで
リーナが私にした
ジェッシャーをまねる
このキッチン事件が
「お味噌汁禁止に対する抗議文」
の作成に繋がる
【キッチン事件の様子】
リーナは帰宅してきたその足で
キッチンに入ってきた
私たちの、白い2階建ての可愛い家は
玄関のドアを開けると
そこから真っ直ぐ
リビング、キッチン、シャワールームと
一直線にならんでいる
並んでいるから
誰かが玄関から帰ってきて
キッチンヘむかって歩いてくるのは
お味噌汁をかき混ぜながらも
左目らへんでなんとなく
人影は見えていた
私はお味噌汁を作っていた
帰宅したのはリーナだった
リーナは無言で私の真横にきて
お鍋の前でピタっと立ち止まり
勝手に、お玉を手に取り
私のお鍋の中から
お玉でお味噌汁をすくって持ち上げ
鼻の前に持っていき
勝手にお味噌汁を香った
(この頃より実践英会話が上達している今の私なら、すかさず「ぶれいもの!」という英語を発するんですけどね。あのころは…)
お味噌汁を香った後に
リーナは私の方に
サッと、クッルと向いて
至近距離から私に指を指しながら
もう片方の手では
鼻を摘みながら
「お味噌汁禁止よ!」
みたいなことを言ってきた
【キッチン事件の様子↑↑おしまい】
リビングの風景へ戻ります。
リビングのソファーの上の私は
キッチン事件のリーナの
指差しジェッシャーの真似をして
(私は、そのリーナが私にした、指をさす仕草は好きではなかった。その上、母から「自分がされて嫌なことは人にしてはいけません」と昔に習っていたけれど。。。。)
「そんなこと知ったこっちゃない」
という心の声が聴こえてきたから
「ここは相手の流儀をマネろだ!」
のスタンスでお味噌汁獲得のゲームに挑んだ)
私はリーナを見つめて
反対側のソファーから
反対側のソファーに座るリーナを
ホイッ指さして👉
なおかつ
(リーナはバイトで急がなきゃいけないから)
急ぎ気味の会話速度で↓↓↓
私の発生した声:「イッツ ノッ フェアーーーーー!」
思いのほか感情がこもって
私の声は大きかった
そして
リーナは組んでいた腕をほどいてくれて
身を乗り出して
聞いてきた
リーナ:「マリンベル?何の話をしてるの?」
私:「昨日お味噌汁の前で、ドン クック、かドン メイクかとか言った件よ!」
自分で、電子辞書で調べて書いた
「お味噌汁禁止抗議文」
の英語の文章を思い出しながら
なんとなく、私は急いでしゃべってみる
リーナの話す英語はまあまあ速いから
私も頑張って速く話してみる
その後
私たち二人は
リビングのソファーで
しばらく話し合いをした
私は
私に、お味噌汁を作らせてくれないなら
あなたもリゾットを作らないでね
どちらもバットスメルだわ
と交渉をして
私は母国の料理を作る権利を獲得しました
ゲームに言葉で勝利🏆🙃
なので
#3の一番下に書きました
「お味噌汁禁止抗議文」が
伝わったのかというと
結論、伝わりましたが
自分の用意した
紙に書いた講義文が伝わったかというと
答えはノーです
伝わったフレーズは
単語3つを並べて
3語で伝えたフレーズ
伝わらなかったフレーズは
単語を並べた
抗議文の途中までの
全てのフレーズ
要は、準備した紙の上に並べた言葉の数々は
何も伝わらなかったということです
「なぜ伝わらなかったのか?」
私は私の心の声を聴く
そして、行動する
その後の共同生活で
「どんな英語なら伝わりやすいのか」と
実験をしました
数ヶ月語
レスポンスが早いと
伝わりやすいことに
気付きます
レスポンスが早いと
相手が私との「会話を続ける姿勢」
をキープして下さり
こちらの言うことを
「相手が聴こうとしてくれる」
だから伝わる
では、レスポンスが早いとは
どんな感じなのか?
書き言葉で伝えるのは
100%伝わらないかもしれませんが
頑張ってご想像頂けると
ハッピーです↓↓↓
マリア:「明日の土曜、私のこと起こしてくれない?」
私の心の声 : はやい、なんていったの?
はい。これブー🙅♀️😭
理由は、心の声を挟んでいると
レスポンスが遅くなる
だから、
もう相手が言い終わる前から
お相手の英語の速度や発音が
自分にとって聞き取れない感じであれば
相手が話している最中でも
止めにはいる!
この方法が正解とはいえませんし
こうしたらいいよ!とは
言えませんが
少なくとも私にとって
実践英会話を
成功させるワザの一つでした
ではもう一度
マリア:「あしたの日曜‥」
(冒頭で止めに入ります。笑顔で!!明るい声で!愛を持って!)
私:「ワットゥ?ワット?トゥモロー?サンデイ?」
マリア:「イエス!サンデイ」
私:「エ〜ン(ドゥ)?」(←遮った言葉をお相手に続けてもらうよう促しています)
マリア:「明日の日曜起こしてくれない?」
私:「起こすのね」
こんな感じで
相手の話を最後まで聞かない
そうすると、会話の主導権が(相手の話てくる速度をコントロールするという意味の主導権です)
そろっと、こちらにうつります
大丈夫。どうせ
最後まで話してもらっても
聞き取れなければ
お相手の方に
一から発声して頂くことになります
だったら、
もう、話の初めから
割り込んだ方がいい
私は、優しさで
そうしていたとは言えませんが
その方が、うまくいってました
そして、
このパターンが当てはまるのは
①ビジネスではない方との英会話
②ネイティブではない方との英会話
③日本を好きだったり、英語以外の言語も話すネイティブの方との英会話
です
③のパターンは
お相手の方も日本語に興味があったり
ネイティブの方とはちがって
多少なりとも他言語に触れて
他言語でコミニュケーションをとるときの
相手の単語能力に合わせた
会話の速度や
伝わる単語=使いまわせる単語
で話して下さるからです
①のパターンでは
ビジネスですから
クライアントの方が
お話をされ始めたらできるだけ
最後まで聞く方が円滑なコミニュケーションがとれそうです
なのでビジネスシーンでのご利用はお勧めしません
タイトルに書いてある
意見を主張する技は
「レスポンスを速くする」
「会話の主導権をそろっと握る」
意見を主要するスキルは
「3語くらいの短いフレーズで話す」
伝わった言葉は
イッツ ノット フェアーの
3語で伝えた言葉だけ
実践英会話では
心の声を聴かないようにすることです
英会話になれても
聞き取りにくい英語に出くわすことが
私にもあります
聞き取りが簡単でない場合は
「どうしよう」という心の声が聴こえきます
その声に耳を傾けると
そのうちに心の声も聴こえなくなって頭が真っ白に。。。
みなさんはそんな頭真っ白の経験はありますか?
私は日本語で会話していてもたまにあります
聴こえない!という心の声が聴こえてきたら
すかさず
「レスポンスを速くする」
「3つの単語だけで話す」
を意識して
会話の主導権を握ってください!
大丈夫。
こんな私にもできたのだから
みなさんにはもっと簡単にできると思います
英語が聞こえないという声を聴くのではなく
「レス速!3単語!」の心の声を聴いてほしい
そうすると意識がさらっと切り替わって
安心しながら話せます
心の安心する場所へ帰宅ができたら
行動する準備を開始する
私たちは心の声を聴くプロフェッショナル。私たちは、自分の心の声を聴いて、自分だけの未来時間を作るプロフェッショナルです。さあ、自分の心の声をもっと聴こう!心の声を聴くことに慣れていない方は、毎日、小さな心の声を聴くことから始めるといいかもしれません。Best Wishes,